月山寺について
当山は、天台宗 曜光山見明星悟道院月山寺と称し、藥師瑠璃光如来を本尊に、阿弥陀如来、
元三大師、千手観世音菩薩、布袋尊等が安置されております。
平安初期、桓武天皇時代の延暦15年(796)、南都六宗の一宗である法相宗の高僧徳一大師
により、中郡荘橋本村に創建されたと伝えられ、相承13代法相宗の寺として属しておりまし
た。
永享2年(1430)光栄阿闍梨の代に、伝教大師の「鎮護国家を祈念して国宝的人材を
育成する」という大乗の教えに従い、天台宗に改められ、磯部の地を経て、
第10世恵賢の代に、現在の地へと移りました。
恵賢は、関ケ原の合戦において天海大僧正と共に戦勝祈願を
行い、成就した功績から徳川秀忠公より格式10万石、朱印地60石等を賜るなど中興の礎を
築き、「関東八ヶ檀林」の一つに定められるなど隆盛を極める事と成りました。
現在では、「東国花の寺百ヶ寺」茨城5番札所として、四季折々境内の草木が皆様をお迎え
致しております。
名 称 曜光山見明星悟道院月山寺
宗 派 天台宗
本 尊 薬師瑠璃光如来
所在地 〒309-1451
茨城県桜川市西小塙1677
電 話 0296(75)2251
FAX 0296(75)4329